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エンタメの扉

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歌うことのすすめ

歌うことのすすめ

夜寝る前に、ふと1日を振り返ってみて、声を出してしゃべった回数の少なさに気付くことはありませんか?

一日中しゃべらなかった…… なんてことはそうそうなくても、毎日同じ人と同じ用事で顔を合わせるだけで特に変わった会話もしなかった。今の世の中でそういうケースの日々が続くことはなんら珍しいことではないと思います。誰もが当たり前に持っている携帯”電話”すらも、最近では主にメールやメッセージアプリ、SNSのチャット機能などを用いてコミュニケーションをとっている人が多いわけですから、声を出してしゃべる回数、またしゃべる時間の長さも必然的に減っていくのは不思議ではないことに思えます。

そんな日常生活のなかで「カラオケでストレス発散!」も良いと思いますが、今回はひと味違った「歌う機会」をご紹介したいと思います。

ゴスペルブーム再来の兆し

「ゴスペル」という言葉もそろそろだいぶ市民権を得てきました。20年ほど前に、教会を舞台にしたアメリカ映画で、黒人シスターが歌うことの素晴らしさを通じてストーリーを繰り広げていくヒューマンドラマコメディーがありましたが、その後放送された日本でも大ヒットし、ゴスペルはブームになりました。

以来日本各地でゴスペルのカルチャースクールが開かれ、現在でもあちらこちらで見かけます。もちろん実際にキリスト教の教会でもゴスペルは歌われていますので、そこで耳にすることもできるのですが、いざ興味を持ってもそのどちらにも今ひとつ足が進まないという気持ちはわかる気がします。カルチャースクールはなんとなく気が重いし、クリスチャンでもないから教会にも行きづらい……

実際そういった声を多く聞いたことから私自身も、ゴスペルではなくポップスミュージックのコーラスグループを何年か運営していたこともありました。そして今、私が注目しているのは、企業主催のカルチャースクールの講座でもなく、教会でもない、新しい形態でのゴスペルクラスです。

例えば今回ご紹介する「GGB Gospel Sound」では、以前のゴスペルブームに育った若い世代が、フリーや比較的小さな規模でレッスンを行っています。カルチャースクールのように3ヵ月や6ヵ月といった期間での申し込みではなく、1回で完結するというゴスペルワークショップはとても飛び込みやすいのではないでしょうか? 日常のなかにこういった形で「歌」を取り入れていくことによって、日々になんとなく輝きが生まれそうな気がしてきませんか?

TACライブ写真

GGB Gospel Soundにて。会社帰りや空き時間などを利用し、みんなで楽しくレッスン。

GGB Gospel Sound
http://ggbgospelsound.com

オーサー阿多さん写真

Profile 阿多明彦(あた あきひこ)

プロデューサー。宮崎県出身。東京都内を中心に様々なプロデュースを行う。スティーヴ ィー・ワンダーの楽曲を様々なミュージシャンがパフォーマンスするトリビュートイベン ト「wonderlove live」は2003年から継続開催。今年十周年を迎える。

イベントサイトURL:http://so.wonderful.to/wonder/