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第13回特集:休日アクティビティー Vol.2 ボルダリング Part1

休日アクティビティー  Vol.2 ボルダリング

せっかくの休日。ただボーっと家で一日を過ごしていることってありませんか? この特集では、休みの日を利用して楽しめるさまざまな活動(アクティビティー)を紹介します。新たな趣味を見つけるも良し。健康増進につなげるも良し。今回は屋内で楽しめるスポーツ、ボルダリングをご紹介します。

近年、注目を集めつつあるスポーツ・ボルダリング

ボルダリングとは、ロープで安全確保をせずに3~5メートルの自然の岩や人工壁を登る、フリークライミングの一種です。近年は特に、室内に作られた高さ5メートルほどの人工壁を登るスタイルのものが注目を集め、ボルダリングジムの増加とともにその認知度も高まりつつあります。今回は、日本のクライミングジムの先駆けともいえるT-WALL(ティーウォール)のインストラクター・小林さんに、初心者の方へ向けたボルダリングの基本についてお話を伺いました。

小林成行さん

クライミングジム T-WALL
小林成行さん

Q.とてもハードに見えるのですが、初心者でもできるのでしょうか?

A.未経験で来られる方は実に多くいらっしゃいます。初めて経験された方は、みな一様に「見た目以上に難しかった」と言われますが、それは体力や握力だけでなく「次は手足をどこに移動させるか?」といった考察力や判断力が問われるスポーツでもあるからです。
当店では初めての方へ向けた取り組み方の講習を行っており、また比較的難易度の低い課題から多く設定しておりますので、初心者でも安心して始めることができます。

Q.利用者はどんな方が多いのですか?

A.ジムの場所にもよりますが、当店では平均して20~30代の方が最も多く、10代の学生さんや50代以上の方の利用も目立ちます。男女比は男性7~8割くらいでしょうか。

Q.実際ジムに行くと、どういった費用がかかるのでしょうか?

A.最初にジムに払う入会金と毎回の練習時に払う施設利用料、そして用具のレンタル料といったところでしょうか。当店では施設利用料として2,000円/日(一般)いただいています。1日の利用料なので納得のいくまで何時間でも練習ができます。

Q.服装と必要な用具について教えてください

A.服装に関してはTシャツに半ズボン、ジャージといった普段着でOKです。ただ汗で手が滑りやすくなると登りにくいので、季節問わず室内の温度は低めに設定してあります。そのため肌寒いと感じる方が多くいらっしゃるので、休憩時に羽織る上着も用意しておくことをオススメします。

また用具について、必要なのは専用のクライミングシューズとチョークバッグくらいです。持参される方もいらっしゃいますが、お店でレンタルもしています。多くの用具を使わず気軽に楽しめるのがボルダリングの魅力でもあります。

ボルダリングの設備と必要となる用具

ほとんど道具を使わないというシンプルさも魅力のボルダリングですが、安全確保のためにも、基本的な設備と用具については覚えておきましょう。

●ホールド

ホールド

壁に打ち付けられた、さまざまな大きさ、形のパーツ。この各パーツを両手でつかみ、足をかけながら登る。ボルトで固定してあるため打ち替えが可能で、色々なコースの変化や難易度の設定が楽しめる。

●マット

マット

ボルダリングジムで、壁の下に敷いてあるマット。高い所から落ちてもショックを吸収してくれるので安全だが、着地の体勢次第では大ケガにつながる恐れもあるので十分注意したい。

●クライミングシューズ

シューズ
シューズ裏

ボルダリング時に必須となるクライミングシューズ。靴の中で足の指の遊びができないよう、かなりきつめのサイズのものを履くことになっている。また靴底に溝がないのも大きな特徴。溝がなくなることで足場や壁との接地面積が増え安定感が増してくる。いずれも安全を考えたうえでの設計だ。レンタルする場合は靴下の持参もお忘れなく。

●チョークバッグ

チョークバッグ

滑り止めのチョークを手に付けてから登るが、そのチョーク(写真右)を入れるためのバッグ。同店のフロントでも販売しておりさまざまな色やデザインの中から選べる。チョークは炭酸マグネシウム100%でできており手荒れの心配もなし。

油断大敵!! ケガが多いのも実情

怪我に注意

ロープで安全確保をせずに高い所に登るため、落下によるケガが多いスポーツでもある。安全のためにマットが敷かれているものの、それでも骨折やねんざなどのケガは後を絶たないという。

「初心者の方に多いのが、ついつい無理に移動して落下してしまうケース。特に友だち同士で行くと、友だちの声援に応えようと力み過ぎて事故につながるケースがよくあります。当店では細心の注意を払って事故防止に努めていますが、クライミングは“自己責任”で取り組むという原則をご理解いただいたうえでのご利用をお願いしております」(小林さん)。

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