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第13回特集:休日アクティビティー Vol.2 ボルダリング part2

休日アクティビティー Vol.2 ボルダリング part2

「友人に薦められて体験して以来、すっかりハマってしまった」という現役介護職員でボルダリング歴3年の戸田博也さん。ここでは実際のボルダリングに密着してその魅力に迫ると同時に「仕事の面でも活かされている」という、隠れた(?)効果についてもご紹介します。

戸田秀俊さん

戸田博也さん(30歳)
東京都世田谷区有料老人ホームB勤務

体力強化や腰痛対策のためにボルダリングを始めたという戸田さん。現在では休日のみならず、早番上がりのときなど“最低週3~4日はジムに通いたい”と豪語するハマりよう。そんな戸田さんにボルダリングの魅力について伺いました。

●スタート

両手で決まったホールドを握り、両足もホールドにかけ完全に床から離れた状態でスタートとなる。その前に、汗を取るためのチョークを入念に両手に付ける。

●ムーブ

ムーブ(移動)にあたり、両手に関しては決められたホールドしか使えない。例えば写真(右)の場合は、オレンジ色Aのシールが貼ってあるホールドのみに手をかけ(難易度が上がる場合は両足も対象になる)、矢印の指すように登らなくてはいけない。経験者らしくテンポよく登る戸田さんだが、両手足の移動には神経を使っているように見えた。

●ゴール

頂上近くにある「ゴール」と書かれたホールドを両手でつかんだ時点で目的達成。決して速さを競うスポーツではないので、自分のペースで登ることが大事。ゴールの後も安全に降りることを心がけ、ケガしないよう最後まで気を抜いてはいけない。

●難易度と級位について

最上級の1級(白色)は戸田さんでも「いまだにクリアできない」と語るほど難易度は高い。

同店では、壁の角度やホールドの形状、設置位置などによってさまざまな難易度を設定している。上記写真を見ればわかるように、垂直以上の角度(130度、160度)の壁が利用者を待ち構えている。また難易度によって級位が決められていて、利用者はそれを目標に打ち込むことができる。

戸田さんが感じた、ボルダリングの魅力と効果

日常生活では味わえないトレーニング。体脂肪率も10%台にまで減

普通のジムにあるような器具を使ってのトレーニングってダメなんですよ。単純運動の繰り返しが退屈で自分には合わないと思ったんです。でもボルダリングは“考えて動く”ことが求められるので飽きることがないんです。そもそも“登る”という行為自体が非日常的ですしね(笑)。

とにかく全身の筋力を使うので、始める前より明らかに体が絞れてきたと思います。特に体脂肪率なんか20%台だったのが、今では10%台、最高1ケタにまで落ちた時期もありましたよ。

「体の重心」について考えることは、身体介助の面でも役立っています

ボルダリングを始めて気づいたことですが、自分そして入居者さまの体の重心はどこにあるのか? というところを考えて介助をするようになりました。ボルダリングは体の重心を把握していなければ次の移動はできないんです。この一連の動作が日常(仕事)で応用できるようになった感じです。腹筋と背筋が鍛えられたこともありますが、おかげでボルダリングを始めてから腰痛にはなったことはありません。

あとはジムで出会った人たちとアウトドアに出かけ、自然の中のスポット(岩場)でボルダリングするのも楽しみですね。最近は色々な場所でボルダリングジムができているので、興味を持った人はまずは体験してほしいと思います。僕も職場の同僚を積極的に誘うようにしています(談)。

T-WALL(ティーウォール)クライミングジム 大岡山店

今回のお店

1992年に創設されたT-WALLは、室内クライミングの先駆けとも言える歴史あるクライミングジム。大岡山店のほか、錦糸町、江戸川橋、東村山と都内4カ所で展開中。営業時間も夜遅くまでオープンしているので、仕事帰りなどでも気軽に立ち寄れる。

●T-WALL(ティーウォール)クライミングジム 大岡山店

〒145-0062
東京都大田区北千束1-59-3
TEL:03-6421-1836
ホームページ: http://twall.jp/
最寄駅:東急目黒線・大井町線「大岡山」下車徒歩6分
営業時間:
平日:13:30~22:40(毎月第4月曜定休。月曜が祝日の場合は翌日休)
土日祝:10:00~20:00
(中学生以下利用制限あり)

取材・文・撮影/大西啓介 取材協力/山本えり子

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