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第6回特集:携帯タブレット入門指南 ―前編 Part2

携帯タブレット入門指南 ―前編

ついに念願の携帯タブレットを入手! 続いては簡単な操作方法や用語について説明していきます。

●画面の見方

タブレットの画面

●基本操作を覚えよう

指を使って行う基本操作

タップ写真1
タップ写真2

タップ

指で軽く一押しする操作。前述のアプリの起動やメニューの選択をするときの基本操作となる。パソコンで言うクリックにあたる。

スワイプ写真
フリック写真

フリック/スワイプ

画面の操作で、指ではじくようにするのがフリック。画面に触れたまま指を滑らせるようにして動かすのがスワイプ。パソコンで言うスクロールにあたり、長いページを閲覧するときや、ページをめくる動作などに必要となる。文字の入力方法として「フリック入力」というのもある。

ピンチアウト写真
ピンチイン写真

ピンチ

画面を拡大・縮小させたいときの操作で、2本の指で画面をつまむように行うのがピンチイン(縮小)。逆に拡大させたいときは画面を2本の指で外側に広げる(ピンチアウト)。

ホールド

画面を指で長押しする操作。長押しするとサブメニューが表示される。パソコン(Windows)の右クリックのようなイメージ。

ドラッグ

画面をホールドしたまま指を移動する操作で、アイコンなどを移動させたいときに使う。

“コントロールセンター”で各種調整を行う

コントロールセンター写真

写真はnexus7。ここで各種調節ができる。

テレビ、ラジオ、CDプレイヤーなどは、本体やリモコンに局の切り替え、音量や画面の明るさの調節ができるツマミやスイッチが付いていますが、こういったものを極力本体に取り付けていないのが携帯タブレットの特徴です。画面上部を下に向けスワイプ(nexusの場合。iPadの場合は画面下部を上に向けスワイプ)すると「コントロールセンター」画面が表示されるので、ここで音量、明るさの調節から通信機能のオン・オフ(マナーモードの選択)ができます。使う人によって、このあたりの微調整は必要になってくるので、調節できる機能をしっかりと覚えておきましょう。

音声アシスタント機能を有効活用しよう

携帯タブレットには音声認識機能が付いています。代表的なものでiPadに標準搭載されている「Siri(シリ)」が有名です。iPadに付いているホームボタンを長押しすると起動するようになっており、あとは伝えたい、質問したいメッセージをしゃべるだけ。例えば「今日の天気」と言えば天気予報が画面に映し出され、「レストラン」と言えば自分が今いるところの近くの飲食店の情報が出てきます。

●年配者が実機を手にするにあたり注意しておきたいポイント

石塚正樹さん

Profile:

一般社団法人
ファンラーニング
代表理事:石塚正樹さん

若い人たちとは異なり、年配者がIT機器に慣れるのは時間がかかるもの。ここでは、さまざまな年代を対象にIT学習支援を展開する一般社団法人ファンラーニングの石塚さんに、年配者にありがちな操作のくせや使用するにあたり注意しておきたい点を聞いてみました。

その1 タップするはずが長押し(ホールド)してしまう

IT機器の取り扱いに慣れていない方に多いのですが、通常タップする場合でも長押し(ホールド)してしまうことが多々あり、誤動作につながる原因となります。タップは基本中の基本の動作なので「軽く一度押すだけでいいんですよ」と見本を見せてあげた方がいいでしょう。

その2 画面の大きさと持ちやすさのバランスを考える

色々なタブレット

冒頭で紹介した「nexus7(写真左上)」「dtab(左下)」「iPad mini(右)」。3種類のタブレットでもここまで大きさが違う。選ぶ際は実際に手に取って確かめてから購入に踏み切ろう。

お年寄りの方にタブレットを受け入れてもらうためには、画面の大きさは重要なポイントです。画面が小さければ文字や画像も小さく見え、扱いづらさを感じてしまいます。しかし画面が大きい機種を選ぶと今度は手のひらに収まらなかったり、重さで手が疲れたりしてしまいます。タブレットを選ぶ際に操作性や重さ、画面の見やすさなどは充分に確認しておきましょう。

その3 破損、故障にはしっかり備えよう

力の弱い方が使うと、思わぬことでタブレットを床に落としてしまい破損、故障につながります。市販の専用ケースも色々な種類のものがあるので、そういったものに入れて保管した方がいいですね。補償期間が過ぎていたり、故障の度合いによって修理に多額の費用がかかってしまうことも充分に考えられます(談)。

次号では年配者の方に好評だったオススメアプリの紹介と、石塚さんが展開する被災地・石巻でのIT講座の様子、携帯タブレットの今後の展望などをお伝えします。

一般社団法人ファンラーニングHP
http://flearning.org/

取材・文/大西啓介 取材協力/石塚正樹