トップページ > 第5回特集:休日アクティビティー Vol.1 フットサル Part2

第5回特集:休日アクティビティー Vol.1 フットサル Part2

休日アクティビティー Vol.1 フットサル Part2

10月27日、「Sports Community市川浦安(千葉県市川市)」にて日本介護フットサル協会主催の大会「Love for the Futsul」が開催されました。「若者にフットサルを通じて介護を知ってもらう」をテーマに、レベルや性別ごとに分けられた計15チームが参戦し、ボールを追い、汗を流しました。今回は学生団体や介護職以外のメンバーの参加も目立ち、現場で働く介護職員との楽しい交流の場ともなりました。

写真1

受付の様子。地元浦安出身の参加者も見られた。

写真2

開会式の様子。「ケガのないように、フェアプレーで楽しみましょう」。

試合開始

定刻どおり10時に第1試合がキックオフ。この日は「男女MIXコース」、「ビギナーコース」、「エンジョイコース」の3つにレベル分けされ、それぞれ5チームずつの総当り戦で行われました。

●男女MIXコース

文字どおり男女混成のチームが参加。それでも男性の数が多かったが、女性中心で結成されたチームも見られた。

ULVOのプレー

女性メンバーが中心の「ULVO(ウルボ)」(緑ビブス)。都内、埼玉で定期的に練習、試合を行っている。

ULVOユニフォーム(後ろから)

オレンジ色で名前入りのユニフォームがとってもキュート。

ゴールシーン

ゴールが決まりハイタッチで祝福。

男女MIXコースプレー1
男女MIXコースプレー3
男女MIXコースプレー2

●ビギナーコース

こちらは男性のみで構成。「ビギナー」とあるが経験者も多数在籍。ロースコアや1点差ゲームも多く見られ、緊張感のある戦いを繰り広げていた。

安田さんのプレー

Q&Aに登場していただいた小森さんと同じ施設で働く安田康二さん(中央赤ビブス)。高校時代の友人を誘い結成されたチームの名は、その名も「ゆかいな仲間達」。結果1分け3敗と思うような成績が残せなかった。

ビギナーコースプレー1
ビギナーコースプレー3
ビギナーコースプレー2
安田康二さん

参加者の声1

(株)日本介護福祉グループ 茶話本舗
デイサービス紗々亭
介護士 安田康二さん

過去に何回か参加しているので、正直“今度こそは”と優勝をねらっていましたが残念な結果に終わりました。仕事の仲間と昔からの友人が仲良くなれる機会なんてそうはありませんから、こういう場は大事にしたいですね。……でもやっぱりやるからには勝ちたいですよね(笑)。

●エンジョイコース

こちらも男性だけで構成。フットサルの全国大会に出場経験のあるメンバーも参加し、全体的に上級者がそろうハイレベルな試合運びとなった。

小森さんのプレー

小森さん(写真中央)はケガのためテーピングを行っての参加。積極的に仲間を鼓舞する姿が印象的だった。

藤田さんのプレー

鮮やかなピンクのバンダナを巻いた藤田さん(写真中央)は介護フットサルの発起人であり日本介護福祉グループの会長を務める。経営者と現場の職員が同じフィールドで垣根なくふれあい共に汗を流す。これもスポーツの魅力だ。

エンジョイコースプレー1
エンジョイコースプレー2

藤田さんと小森さんが所属する「さわ~ず ファンタジスタ」は2勝2敗で惜しくも3位に終わった。

トークショー

全試合の半分が終わったところで一旦休憩。木村亮太さん(株式会社cocoyori)と水田裕亮さん(茶話本舗松戸亭施設長)によるトークショーを開催。来たる超高齢化社会への心構えや介護という仕事についてのやりがいから、介護を知らない人へ向けたデイサービスの仕事の内容についても紹介しました。20代で介護業界の最前線で活躍している2人の話に多くの参加者が聞き入っていました。

トークショーの様子

水田さん(写真中央)と木村さん(右)。参加者からの質問にもていねいに答えていた。

司会の赤松さん

司会を務めた協会事務局の赤松愛美さん。開会式、閉会式の司会から大会の進行管理までと大忙しだった。

金森 隼平さん

参加者の声2

金森 隼平さん 大学生

友だちに誘われて今回が2回目の参加です。僕も大学生になり、両親の近い将来を考えると、介護について真剣に向き合わなくてはいけないなと思うようになりました。「少子高齢化」とはよく聞く言葉ですが、実際若い世代で危機感を持っている人は少ないような気がします。大学のカリキュラムなどでも、そういった方面について学べる場があってもいいのではと思いました。

岩瀬 美南海さん

参加者の声3

岩瀬 美南海さん 大学生

今回私が参加したチーム「WorldFut(ワールド・フット)」は、このようなフットサル大会を企画・運営し、得た収益をカンボジアの村に寄付する活動を行っている学生ボランティア団体です。私はまだ大学1年生で今回も初めての参加ですが、ちょっと前の私だと知り合えなかったような人たちと関われるというのは、とても新鮮でホント貴重な経験だなと思いました。

リフティング大会

全試合が無事終了。その後ゲストに招待されたフリースタイルフットボールパフォーマンス代表のブライアンさんがサッカーボールを使ったリフティング・パフォーマンスを披露。超人的なテクニックに参加者たちからは驚きの声とためいきが。

その後は参加者たちによるリフティング大会を実施。一番長くボールを床に落とさずできた人が勝ちというルールでしたが、中には他の人の邪魔をしようとする不届き者(?)も。ブライアンさんも途中から参戦し、終了後は参加者たちから大きな拍手が送られました。

ブライアンのリフティング1
ブライアンのリフティング2

変幻自在にボールを操るブライアンさんのテクニックにはただ驚くばかり。

リフティング大会1
リフティング大会3 リフティング大会2

さすが経験者同士の争いのため、なかなか勝負が付かなかった。

閉会式・表彰

各コースで最も勝ち点が多かったチームが優勝。優勝チームには藤田さんから直々に優勝賞品が手渡されました。

閉会式・表彰1
閉会式・表彰3 閉会式・表彰2

優勝した各チームには、協会オリジナルボールがプレゼントされた。

アジア、そして世界へ。各国の施設の人たちへと輪を広げていきたい

藤田会長

一般財団法人日本介護フットサル協会理事長
株式会社日本介護福祉グループ代表取締役会長 藤田 英明さん

テーマは何でもいいと思うんです。何か共通の趣味を見つけて、同じ目標に向かって取り組むことでチームワークが生まれ、それが現場でも活かされてくるのではないでしょうか。またフットサルは世界各国の人たちが取り組んでいるスポーツです。ゆくゆくはアジア、そして世界中の介護施設で働く人たちと対戦する大会を開いて、交流の輪を広げていきたい。それが夢であり目標ですね。

取材・文/大西啓介 撮影/柴田大輔